帝 国 ホ テ ル


◆インペリアルフロア デラックスダブル(アップグレード)
【プラン】一休〔お得意様限定〕東京散歩アップグレード(リニューアルダブル)
【料金】26,700円
【日時】2008年8月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…○
☆LAN…○
☆DVDプレイヤー…△(無料貸し出し有り)
☆JALマイル…不明

 帝国ホテルの歴史は日本のホテルの歴史である。なんてことを思わず口走ってしまう伝統と格式をこのホテルには感じてしまいます。
 前々から帝国ホテルには泊まってみたいと思っていました。とはいえ、いくら伝統を誇るホテルといえ、客室は1000室を超えます。歴史があるホテルということは古いということで、最近出来た外資系ホテルに比べればどうしても見劣りがします。
 いわゆる東京のホテル2007年問題にそなえ、帝国ホテルは170億円をかけてリニューアルを行ってきました。お得なプランがあればと、ウォッチングしてきましたが余りありません。お安くても、昔ながらのインテリアのままの部屋だと泊まる気がしません。

 そんなときに、一休コムのお得意様プランの中に、スタンダードルームの料金でリニューアルルームにアップグレードしてくれるプランがありました。値段も2万円台と良心的なので、予約をしてしまいました。

 いつもながら公共交通機関の利用のケイシーです。東京メトロ日比谷線にて日比谷駅に向かいます。帝国ホテル本館そばの出口はA13なのですが結構歩きます。
 地味に歩いてメインエントランスに入ったので、ドアマンはタクシーに気を取られて気付いてくれません。はいると、ベルというのか案内係?の30代くらいの男性がフロントまで案内してくれます。なんていうか無表情です。帝国ホテルのフロントはかなり長大なのですが、混んでまして、奥の方に案内されます。奥はインペリアルフロア専用(?)カウンターと表示されていましたが、混雑時は臨機応変に客を案内するようです。

 フロントでチェックインの手続きを行います。そしてベルボーイが部屋まで案内してくれます。20代のいかにもホテルのベルボーイといた感じではつらつとしております。制服がなんていうのでしょうか、バチカンの衛兵(見たことありませんがイメージで)みたいな感じでした。フロントや案内してくれたスタッフは普通にスーツです。

 1階のエレベーターホールには3〜40代のエレベーターレディ?が数人スタンバイしておりまして、エレベーターのボタンを押す必要がありません。
 で、客室階のエレベーターホールにおります。あれ?ホールの脇に小さなデスクがあり、和服姿の妙齢の美人女性スタッフが待機しております。リニューアルフロアにもアテンダントがいるのかな?

 客室に向かいます。ベルボーイがインペリアルフロアの特典特徴を説明し始めます。なんとリニューアルフロアではなくインペリアルフロアダブルアップグレードだったんですね。フロントではそのような説明はありませんでしたね。そのため、正確な客室のカテゴリー名は不明です。推定でデラックスダブルにしました。スーペリアかもしれません。
 
 部屋のインテリアは重厚の一言につきます。濃い茶の家具、赤系のじゅうたん、クリーム色の壁、奇抜さは全くありません。しかし、必要な物はすべてそろっているそんな感じでした。

帝国ホテルの本館です。後ろ側にタワー館があります。
皇居側にあるメインエントランスです。
東京メトロの出口がすぐそばにあります。このホテルの利用者はあまり使っている様子がなく、JR有楽町方面からの方が圧倒的に多いようです。
ロビーですね。風格を感じます。
フロント付近です。かなり長大です。奥の方にインペリアルフロア優先?カウンターがあります。
ロビーの様子です。
ロビーラウンジですね。
インペリアルフロアのエレベーターホールです。
エレベーターホールの隅の方にあるのは…
インペリアルフロア専任アテンダントが在中するカウンターです。和服姿美人アテンダントがここにいます。
エレベーターホールと客室の廊下の間にあるセキュリティドアです。帝国ホテルは十字形なのでワンフロアに四つこのドアがあります。
カードを挿入するスロットです。
客室前の廊下です。
客室ドアですね。
入り口側から部屋全体を見るとこんな感じです。
デュペにベッドスローがかかっているダブルベッドです。
ベッドサイドには電話、アナログ時計、操作パネル、メモ帳があります。
セーフティボックスはベッドサイドにありました。
逆サイドはこんな感じです。なにがあったか忘れました。
このような椅子が2脚あります。
皮製の重厚なロングチェアーです。
窓側に向いたデスクです。
端子類はこちらにあります。
LANケーブルは机の引き出しの中にあります。
FAXですね。
TV、ミニバーはこちら側にあります。
TVの脇にある椅子はルームサービス用の予備の椅子なんですかね。
シャープ製42型液晶TVです。まだ、地デジ、BSデジタルには対応していません。
事前にリクエストしたDVDプレイヤー(無料)です。インペリアルフロアにアップグレードしたのですが、接続の様子からして、部屋に常備してないようです。
お茶コーナーです。
ワイングラス、オンザロック用、タンブラー3種各2ヶづつのグラス類です。コーヒーカップが下段にあります。
電気ポット、無料のミネラルウォーター、急須に茶碗です。
無料の煎茶、ほうじ茶、紅茶、インスタントコーヒーがありました。
電気ポットの押すところにも帝国ホテルのロゴがありました。
ウィスキー、スナック類です。ウィスキー類が1365円、ジン・ウォッカが630円、ワインが2625円、スナック等が525円、ドリップコーヒーが368円でした。
缶ビールが630円、ソフトドリンクが368円でした。
荷物置きです。
TVの下には浴衣が入っていました。
カードキー、その他です。
ターンダウン後のベッドです。

ターンダウンは…
・カーテンを閉め、照明はベッドサイドライトのみ、BGMを流す。
・ベッドスローとクッションをはずし、ベッドサイドにフットマットを敷く。
・ベッド上にバスローブをセットします。
通常タオルは交換してもバスローブを交換するホテルは少ないのですが、ここでは使用済みバスローブは新しいもの交換していました。
・朝食のルームサービス注文票をベッド上に置きます。
・また、使用済みのグラスやタオルの交換、ゴミ箱の片付けなどをする。
フロアに製氷機コーナーもなく、ターンダウンでも用意がなかったので、ルームサービスに氷を頼みました(無料)。
 しっかりとした大き目の氷でした。グラスも用意してくれるうれしいサービスもありました。

 リニューアルフロアだったので念のためDVDプレイヤーは事前に予約しておきました。だから、DVDプレイヤーが常備してあるインペリアルフロアにアップグレードになったのかな(こういうことがたまにあります)と思ったのですが、配線を見る限り違うようです。ということは、インペリアルフロアなのにスイートとかは別にして、DVDプレイヤーは常備してないようです。
 あと、アナログといえTVの画質がよくなかったです。大画面なので余計目立つ気がしました。

 また、部屋を出ると、専任アテンダントがダーとエレベーターまで小走りし、ボタンを押すのには驚きました。というかおもしろいというか。それが、アテンダントのメインの仕事じゃないでしょうが、私が世話になったのはそのサービスくらいでした。

 

 

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